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2026/04/05 18:26 |
再上陸中国・杭州西湖/楼外楼




前回は河坊街を通って西湖に至り、南側から小雨降る苏堤[sū dī]を散歩。『印象西湖』を観劇して岳庙バス停から杭州駅へ行ったものの帰る手段が無くなりタクシーか…歩くか!という珍道中。
ちょうど1年前の出来事、少しだけブログで書いてます


さて、今回(2012年5月6日)は河坊街から西湖へ至り、北上して西湖のもうひとつの堤である白堤[bái dī]を散歩して、有名な『楼外楼』で早めの夕食にしてから満月の湖畔を歩こうじゃないか!
そう、その日はなんと満月、しかもトップ画でお分かりの通り快晴!

河坊街からはバスで移動、断桥残雪[duàn qiáo cán xuě]からスタート。



断桥残雪は西湖十景で、雪の残り具合によって橋が途切れて見えるため“断橋(桥)”と呼ばれるのだそう。
また、『白蛇伝』で許仙と白娘子が初めて出会った場所であることから、西湖三大情人橋のうち一番有名な橋。

当時はそんなロマンティックな橋とは知らず「いやぁ気持ちいいねえ〜住みたいねえ〜」なんつってアホみたいにぶらぶらしとりました。





途中、写真の撮影を頼まれ、「なんだキミ中国人じゃないのかいな?!」と言われ、彼女が丁寧に「彼は日本人ですよ」と答えると。なんだか旅のお約束みたいになってきた感。


ずいぶんとまったり、のんびり進んできたにもかかわらずまだ日は落ちてない様子なのに『楼外楼』に到着。
見渡してみてもまだ月は出ておらず、とりあえず食べちゃおうかと。

その日『楼外楼』では結婚式(の二次会?)が行われており、ほど近い東楼で食事をすることにしました。
楼外楼は現在でも国営のレストランであるため、あまり接客が良くないという話でしたが特にそのようには感じませんでした。自分自身が適当な人間だからかもしれませんが…
ちなみにメニュー表には日本語表記がありました。翻訳が怪しげな。

頼んだものは、
莼菜汤[chún cài tāng] - ジュンサイのスープ。お気に入り。
片儿川[piānr chuān] - 杭州らーめん。過去記事参照
糖藕[táng ǒu] - 糯米を詰めたレンコンを甘く煮たもの。これもお気に入り。
そして、ご存知、东坡肉[dōng pō ròu]と叫化鸡[jiào huā jī](トンポーローと乞食鶏)。
ビールは過去記事参照


初めての超有名店に期待が大きかったのもありますが、個人的にはそんな言う程のものでは…という感じ。
うまいです。うまいんですが、それだけ。
叫化鸡はもっと巻いてある蓮や香辛料、ほのかにキンカンの香りもして、「ああ、浙江料理は今まで食べたこと無い感じ!」という印象だったのですが、楼外楼のものは“とても美味しい中国の鶏料理”という印象。

あくまでも個人の感想ですが、跨虹桥付近にある『跨虹阁』の方が好きです。

※写真は今回撮ったものです


特に高級な雰囲気はありませんが、コストパフォーマンスは十分。
楼外楼では今回注文しませんでしたが、跨虹阁と共通して、西湖醋鱼[xī hú cù yú](醋=酢)もご一緒に是非。



食事を終えて店を出ると日も落ちて辺りは暗くなっていましたが、未だ月が出ていませんでした。
まだ月の位置が低く、山などの後ろにあるため見えないのかもしれない、低い位置の時独特の橙色の大きな月を湖と共に見るのを楽しみにしていたので高い位置まで来るのを待つ理由にならず、帰ってゆっくりしましょうという結論に。

今回も岳庙バス停からバスに乗り、杭州駅へ戻るその途中、
車窓からなんと月が見えた。

どうやら月が出ると思っていた空の方角は想像以上に南東で、そしてさらに我々が移動した楼外楼より西側から、月の出ていた方角を見るとちょうど木々で覆われていて見えなかったのです。
その木々の中心は残酷にも“平湖秋月”という秋の月を眺めるベストスポット。

バスは北山路を杭州駅方面へ、つまり月の出ている街の方面へ走っていくわけで、楼外楼のある島を越えた辺りでまさに文字通り「ぽかん」と空に出たというわけです。
慌ててカメラを出してバスの窓から撮影、という結局今回も珍道中。

では、西湖で撮影した、美しい湖面に栄える満月の写真を皆様にご覧頂いて、今回の西湖終了、とさせて頂きます。





あ〜あ〜…









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2012/09/13 16:09 | Comments(0) | 杭州西湖2012年
再上陸中国・杭州西湖(おまけ)|太極茶道



2012年5月6日、杭州西湖。
前回の記事で書ききれなかった太極茶道について。


西湖に至る前、奎元馆(※拉面|中国のラーメン『2.虾仁爆鳝面』)で腹ごしらえをした後、河坊街をぶらり。
観光ガイドの類いを一切信じないひねくれ者とはいえ、行ってもないのに何を言うかと言われたくないというこれまたひねくれた想いから、有名な太極茶道で休憩していくことにしました。


店内に入ると恰幅の良いお兄さんが外から一番目立つ、ほぼテラス席状態の席へ案内してくれ、論語でも書かれているのではと思うようなメニュー表をジャラっと差し出しました。

二階席は一階席より20元ほど値段が上がるそうで、その代わり静かにお茶を楽しめると、テーブルチャージみたいなものがあるそうです。

お茶の値段はだいたい50元から。2人で120元くらい払って高えなあと思った記憶があるのでそのくらい。適当ですいません。
珈琲一杯1,000円レベルの喫茶店だとぼやいたら、茶館の相場はおおよそこのくらいみたいです。

中国茶素人なのに高いもん飲んだってね、味なんかわかりゃしないんだから、と自虐的になりながら注文したのが普通の西湖龍井。※トップ画です。

一杯目(一煎目)は普通に出てきます。
飲み終える頃に、おかわりをこちらからから言うと演技が始まります。
※通常、演技の写真撮影はNGだそうです。撮影される場合は一声かけるか、チップという概念は中国にはありませんがお釣りを店に置いて出るくらいの気持ちがあって然るべきと思います。

【後日談】
「おかわりの時何て言うんだっけ。」
「小儿上茶」
「小儿上茶?!」

「(笑)…小二上茶!」

小儿[xiǎo'ér]=幼児
小二[xiǎo'èr]=店員の古い呼び方



というわけで、「小二上茶!」と言うと演技をしてお湯を足してくれます。
わりとあっけなく終了してしまいますが、演技が始まると常連かなんか知りませんが隣の大きなテーブルでお茶をグイグイ飲みながらお茶請けの豆をボリボリ食ってたおじさんが大声で「好!!」っつって両手をばしばし叩いて、ぐいぐいぼりぼりばしばしはおっ!!ってな具合で、道行く人達は立ち止まりあっという間に人だかり。
皆一様に写真撮影開始で我々は皆さんの写真にご出演。
他のお客さんは杭州名物の西湖藕粉(藕 [ǒu]=レンコン)ばっかりで長居しないもんだから一階席貸切状態で目立つったらもう。


この状況、我々が店のプロモーションの一端を担う形になっているのではなかろうかと、ふと考えて、なるほど二階席の値段が高くなるというより、一階席の値段が安いという捉え方をすると合点がいく。
さらに外から一番目立つ我々のこのテーブルにしか置かれていない大量のお茶請けがそれを物語ってます。



しかもお茶請け食べ放題。



きゅうり、プチトマト、マンゴー(うろ覚え)、そして龙眼の果実。
龙眼(龍眼)、これが本当に美味しかったです。あっさり味のライチという感じ。日本で穫れるのは沖縄くらいらしい。
写真はすでに食べまくった後のものなので分かり辛いですが茶色のやつです。
本当に気に入って後日大量に買い込んだのですが、それは竜眼肉(桂円肉)と呼ばれる龍眼を乾燥させた漢方薬で、皮むいた時腐ってるのかと思って驚きました…





ショウガの砂糖漬け、何の実か忘れたこれも砂糖漬け、そして大量の豆。

「小二上茶!」1回目は上演がありますが2回目は写真右上の『太極茶道』と書かれた陶器のポットにお湯を入れてくれるだけで後はゆっくり飲んでいってくださいというシステム。
写真、陶器ポットの隣はお茶請けの果物等むいて出た皮なんかを入れるために置いてあります。



ちょっと休憩のつもりが30分かもしかしたら1時間近く、もはやただのお湯なんじゃないかと思われる茶をすすりながらダラダラと居座ってしまいました。




そういえば蓋碗の持ち方は正しいのかね。

拍手[2回]


2012/09/16 23:01 | Comments(0) | 杭州西湖2012年

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